中国人の予約動線
日本の飲食店や美容クリニックにとって、中国人観光客からの予約獲得は大きな課題です。彼らは日本のユーザーとは異なる独自のプラットフォームを使って情報収集し、予約を完了させます。
中国人観光客が来店または予約する際に、主に利用する媒体は大きく分けて3つの系統があります。
大衆点評から予約
・大衆点評(Dianping)グルメ・サービスの検索と予約。 食べログなど日本の飲食店予約システムと連携している店舗が増えており、アプリ内の店舗ページから直接、席の空き状況を確認し予約を完結できます。美容クリニックもこのプラットフォームに情報を掲載し、問い合わせや予約導線を設けています。
※大衆点評上でネット予約機能を搭載するのは有料プランまたは別途予約ツールの導入が必須となります。
中国大手OTA
・Ctrip(シートリップ)などの、大手OTA(旅行代理店サイト)上で、旅行の予約だけでなく、施設のネット予約も可能なため、ネット予約して訪日する観光客も多いです。
一番多いWalk in
現状日本の実店舗は、大衆点評上でネット予約できない店舗など、インバウンド対策の受け入れ環境が整っていない店舗が多くあります。
実際、訪日観光客の来店方法として一番多いのがウォークイン、いわゆる「飛び込み来店」となっております。
予約制の飲食店様など、飛び込み来店を受け付けできないお店も多くあるかと思います、
よく見る光景は、飛び込みで断られて、その場で来店予約をして後日再来店するケースが多いです。
兆しが見えたらシステム導入を
中国現地での予約ツールがないなかで、
食べログ経由で海外のお客さん増えてきたなー、とか、飛び込み来店が増えてきたなー、など
海外来店客の増加の兆しが見えてきたタイミングで、大衆点評でのネット予約ツールの導入を検討しましょう
ネット予約できたら行きたいという潜在ユーザーの取り込みに役立ちます。
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